
ソコトラ島はどんな場所?
イエメンのソコトラ島はインド洋に浮かぶ孤島だ。広さは東西に約100km、南北に約40km。
インド洋のガラパゴスともいえる独自の生態系を持っている島だ。
竜血樹、ボトルツリーなど他では観られない独特の植物が創り出す景観は、手塚治虫の世界やナメック星に似ている。
風が強く、特に5~8月はツアーもストップして観光できない。
サナアから飛行機が飛んでいる。
2008年に世界遺産に登録された、観光開発が始まっているが、デリケートな生態系への影響も心配される。
どんな体験ができる?
ソコトラ島に公共交通機関らしきものはほとんど無い。
観光は2~3日のツアーに参加するのが一般的。
見所はどこも、唯一の町ハディーボから1~3時間程度の距離なので
町のホテルに泊まりながら日帰り観光する。
またキャンプサイトが数カ所ありここを泊まり歩くこともできる。
テントや食事はガイドが用意してくれるので心配ない。
訪れるのは竜血樹やボトルツリーの生息地、大きな洞窟、真っ白いビーチなど。
ダイビングもできるらしい
島の人はまだ島の魅力がよくわかっていないフシがあり、変なところでピクニックしたり、重要な場所をサラッと通り過ぎたり感覚にズレがあった。
- 竜血樹やボトルツリーのある不思議な景観
- 他にもめづらしい植物があります。
- 真っ白いビーチのような砂丘、干潟へ行く
- キャンプもできます。(風強いけど)
- シュノーケリングできる。
- 大きな洞窟がある。
ソコトラ島の観光スポット
竜血樹
国立公園
ソコトラ島のシンボルにもなっている。
フィクションの世界に出てきそうな、独特な形をした木。
成長スピードは非常に遅く写真の木で樹齢500年も経っている。
竜血樹とは何とカッコイイ名前をつけたものだろう。
どのツアーでも必ず行くだろう。

ボトルツリー
国立公園内ほか各所
瓶の木と呼ばれるソコトラ固有の木。
こちらはソコトラ各地に生えており、道路から見かけることもある。
逆にじっくり見る機会を失いかねないので、群生地があったら停車してもらうといい。
小さいけど、バオバブの木と似ている。
きっと遠縁だろう。

デトワラグーン(Detwah lagoon)カレンシア Qalansiyah
ソコトラ島
非常に遠浅で美しいビーチというか、干潟というか。
ソコトラ島で最も美しい場所。
ビーチの中心に立つと、360°真っ白な砂、海、空で感動する。
景色だけなら世界レベルでプロモーション映像のロケ地とかなりそう。
(写真はぜんぜん大したことないが、すごいんです)
残念なことに強風でリゾート気分はあまり出ない。
何もないのが長所でもある。
カニが大量にいるが、保護区らしく食べてはいけない。
- アクセス
- ツアーで行く
- 宿泊
- キャンプ場になっているが風が強いのでオススメはしない。
シャワーなし、トイレと簡単な水タンク式水道があるのみ。 - イルカが見れるオプションも
-
近くの村からボートに乗ってイルカを見に行くプログラムもあるようです
ツアーを申し込む際、確認してみるといいかも
ソコトラ島 天国のビーチ シュアブビーチ Shuab Beach(by ジェロニモさん)。

ディハムリ
岬に立つ2つの岩が特徴の場所。昼間はあんまり大したこと無い。
歩いていける距離に、ボトルツリーが群生している。
一番設備の整ったキャンプ場でシュノーケリングができる。
海中は魚が一杯だ。
夜、星空を観ながら外で寝るととても良かった。
風は一番マシだった。
- アクセス
- ツアーで行く
- 宿泊
-
キャンプ場になっている。
水道があり、男女別のシャワーもある。
水だが昼間は暑いのでタンクの中でお湯になってた。
ツアーに1泊だけキャンプを加えるならここがベスト。

大きな鍾乳洞(名前忘れた)
遠くからみると山腹に開いた悪魔の口みたいな雰囲気。
大きな洞窟で、鍾乳石もみられるが、奥行きはあまりない。
中の空間はかなり広く明るいので、地元の人が山羊の囲いに使ったりしている。
ソコトラ島の人々の生活様式が垣間見れるのは貴重だ。
奥行きはないので懐中電灯は不要。

ハディボ
ソコトラ島に村や集落は何箇所かあるが、町と呼べるのはここだけ。
空港から近い小さな町だが、食料や雑貨など一通りの物は買える。
ホテル、旅行会社なども揃っているので、ここでツアーを手配することもできる。
特に見所はないが、少しづつ開発が進んでおり活気はある。
- アクセス
- 空港からタクシー
- 宿泊
-
ホテルが数件ある。
泊まってないが安いところで15$程度とのこと。
